やすぎファミリークリニック

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ノドカ・フルミスト

Influenza

〒665-0886 兵庫県宝塚市山手台西3丁目2-34
0797-88-8811

Nodocaほとんど痛くないインフルエンザ検査『nodoca(ノドカ)』を導入しました

発熱症状が出始めてすぐに検査可能

今まで「発熱後12時間以上経過しないと検査ができない」というケースがあったと思いますが、『nodoca(ノドカ)』は発熱などの症状が出始めてすぐの患者さんにも検査ができます。

nodoca(ノドカ)

ほとんど痛くない優しい検査

今までインフルエンザ検査といえば、鼻からのとても痛い検査でしたが、『nodoca(ノドカ)』はのどの写真を撮るだけの検査です。短い撮影時間で検査が終わります。鼻の痛い検査が嫌だな、と思われる方にも安心して受けていただけます。

症状が出てから48時間以内なら検査可能

これまでは症状が出て12時間以上経ってから鼻のインフルエンザ検査をしていましたが、『nodoca(ノドカ)』検査では『発熱後すぐ』でも検査が可能です。
ただし症状が出てから48時間以上経過してしまうと検査精度が落ちてしまうので、『nodoca(ノドカ)』検査をご希望の方はできるだけお早めにご来院ください。

撮影後、短時間で判定結果がわかります

『nodoca(ノドカ)』はのどの撮影後、短時間(概ね10数秒)で検査結果がわかります。

Q&A

『nodoca(ノドカ)』検査の対象年齢はありますか?
6歳以上の方が対象になります。
インフルエンザの型「A型」「B型」の判定はできますか?

インフルエンザの型の判定はできません。

『nodoca(ノドカ)』検査と鼻の迅速抗原検査とで正確さに差があるの?

発症後24時間以内は『nodoca(ノドカ)』検査が優れている
発症後24~48時間は『nodoca(ノドカ)』検査と鼻の迅速抗原検査は同じくらい
発症後48時間以上では『nodoca(ノドカ)』検査が劣る

つまり発症から早いほど『nodoca(ノドカ)』検査が適していると言えます

費用はどのくらいかかりますか?高い検査ですか?

『nodoca(ノドカ)』検査は保険診療で行える検査です。自費診療の検査ではありません。乳幼児等医療費助成・こども医療費助成対象の方は窓口負担ゼロです。

保険診療の検査費用を比較すると以下のとおりです。

  • 『nodoca(ノドカ)』検査の保険点数は305点
  • 鼻の迅速抗原検査の保険点数は301点(検査料,判断料,検体採取料)

3割負担の方の場合、

  • 『nodoca(ノドカ)』検査は915円
  • 鼻の迅速抗原検査は903円

検査費用はほとんど同等ということになります。

えづきやすいのですが、検査を受けられますか?

のどの写真撮影の検査になりますので、咳がひどい方やえづいて撮影が困難な方は検査ができない場合があります。
又、もともと舌の根元が大きく精一杯口を開けても喉の奥が撮影できないような場合にも検査ができない場合があります。

その他、検査に関してご質問などがございましたらスタッフにお申し付けください。

Influenzaインフルエンザとは

インフルエンザは、日本国内で年間1000万人以上が感染するとされる国民的な感染症です。
気温が低く、空気が乾燥する12月~3月頃が日本での流行時期ですが、近年インバウンドの影響があり、冬の時期以外でもインフルエンザの方をしばしば見受けられます。
1年中いつでもかかる感染症と考え、予防に努めることが重要です。患者さんのくしゃみや咳などから出る飛沫を介して感染が広がるため、予防にはマスクや手洗いが必要であることに加え、十分な食事・睡眠、体を冷やさないなどの基本的な予防策が重要です。
また、インフルエンザ予防ワクチンの接種は発症の可能性を低下させるだけでなく、重症化予防の効果もあります。

インフルエンザの症状

インフルエンザに感染すると高熱や倦怠感、筋肉痛、関節痛といった全身症状が強く現れるのが特徴です。これらの激しい症状は通常3~5日間ほど続きます。体力がない高齢者や乳幼児や妊婦の方は、重症化すると命にかかわることもあるため、特に注意が必要です。

インフルエンザの治療

インフルエンザに対する治療薬としては、体内でウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザウイルス薬が一般的です。経口薬、吸入薬、点滴など様々な種類がありますが、発症から早ければ早いほど効果が高いため、早期診断・早期治療が重要です。
『nodoca(ノドカ)』検査では『発症後すぐ』でも検査が可能ですので、検査ご希望の方はできるだけ早めに受診されることをおすすめいたします。

Flumistフルミスト(経鼻インフルエンザワクチン)

フルミスト

フルミスト(経鼻インフルエンザワクチン)とは、鼻スプレータイプのインフルエンザワクチンです。
注射ではなく、鼻からスプレーして投与するため、注射が苦手なお子様におすすめで、痛みや腫れはありません。
フルミストは、インフルエンザウイルスを弱めた生ワクチンで、インフルエンザに対する高い感染予防効果や重症化予防効果が期待されます。

Q&A

接種対象の年齢は?
2歳~18歳の方が対象です。
接種できない人は?
  • 2歳未満、19歳以上の方
  • 発熱している方
  • 接種時にあきらかな喘息症状がみられる方
  • ステロイド剤・免疫抑制剤を内服中の方
  • 免疫が著しく低下している方、またはそのような方と同居している方
  • 過去にフルミストでアナフィラキシーを起こしたことがある方
どんなワクチンですか?

鼻に直接免疫をつけるフルミストは、従来の注射のワクチンで誘導されるIgG抗体だけでなく、気道分泌型のIgA抗体も誘導するため、小児における予防効果が高いと言われています。 また、生ワクチンのため、流行しているインフルエンザと株が違っても症状の軽症化が期待できます。又、従来の注射のワクチンよりも効果が得られるのが早く、また効果が長く持続します。
欧米では早くから実用化され、注射のインフルエンザワクチンと同様に、安全性・有効性ともに確立されたワクチンです。

接種回数は?

原則1回接種です。

副反応が心配です。教えてもらえますか?

注射のワクチンと同様、発熱がみられることがありますが、その頻度は1~10%未満です。
鼻水、鼻づまりなどの軽い風邪症状の副反応は10%~50%程度の方にみられます。
他のワクチン同様、ごくまれに重いアレルギー症状(アナフィラキシー等)が起こる可能性は否定できません。
フルミストの販売元(第一三共株式会社)の市販直後調査(2024年10月3日~2025年4月2日)では、推定被接種者数33万2920人のうち、死亡に至った副反応の報告はありませんでした。

接種後、くしゃみをしてしまっても大丈夫ですか?

接種後にくしゃみをしても、ワクチンの効果が減ることはありません。しかし、フルミストは生のワクチンなのでくしゃみでまわりの人に感染を広げる可能性がゼロではありません。同居のご家族に抗がん剤や免疫抑制剤を投与中の方がいる場合には、注射のインフルエンザワクチンをお勧めします。

卵アレルギーや喘息がありますが打てますか?

鶏卵でアナフィラキシー症状が出た方や重症の喘息の方は接種に注意が必要とされています。ご相談を希望の方は診察の予約をお取りの上、事前に診察を受けて頂きますようお願い致します。個別にご相談をさせていただき最適な方法をご提案させて頂きます。

注射の
インフルエンザワクチン
フルミスト
接種の方法 皮下注射 点鼻
ワクチンの種類 不活化ワクチン 生ワクチン(病原性の弱い、生きたウイルス)
対象年齢 生後6ヵ月以降 2歳~18歳
有効期間 接種後3~4週間後から
5ヵ月間程度
接種後2週間後から
半年~1年間程度
メリット 1回の接種費用が安い 痛くない
1回の接種で良い
デメリット 痛い
13歳未満は2回接種が必要
1回の接種費用が高い
同居家族に免疫低下の方がいる場合には不向き
副反応 接種部位の腫れ・発熱など 鼻水・鼻づまり・発熱など
接種回数 13歳未満は2回接種
13歳以上は1回接種
1回接種
値段 1回 3500円 (2回 7000円) 8000円