やすぎファミリークリニック

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赤ちゃんのうんち外来

Baby Diaper Care

〒665-0886 兵庫県宝塚市山手台西3丁目2-34
0797-88-8811

赤ちゃんのうんち外来

赤ちゃんのうんちは、毎日目にする「健康のサイン」です。色や回数、形には個人差がありますが、「いつもと違う」に早く気づけると安心につながります。
ここでは新生児〜生後4か月ごろを中心に、正常の範囲と受診の目安を、できるだけわかりやすくまとめます。
宝塚市の小児科、やすぎファミリークリニックでは赤ちゃんのうんちに関する外来診療を行っています。どんな些細なことでもご相談ください。

赤ちゃんのうんちは、日々変わって当たり前

赤ちゃんの消化のしくみは未熟です。そのため、うんちは大人のように一定になりません。
授乳方法(母乳・ミルク)、飲む量、腸内環境、体調で毎日変化します。まずは「正常の幅が広い」ことを知っておきましょう。

月齢で変わる“基本のうんち”

①生まれた直後:黒い「胎便」

生まれたばかりの赤ちゃんは、黒色の胎便が出ます。
これはおなかの中でたまったものが出ている状態です。数日で色が変わっていきます。

②生後数日〜:黄色い「乳児便」へ

胎便の時期が過ぎると、黄色い便に変わります。
母乳の赤ちゃんはマスタードのような黄色、ミルク栄養では黄〜褐色になりやすいです。

色で見る:正常な範囲と注意が必要な色

うんちの色は、胆汁(たんじゅう)という色素の影響を強く受けます。
色だけで判断せず、赤ちゃんの元気さも一緒に見てください。

正常の範囲になりやすい色
黄色〜明るい茶色

ゆるゆる便で、この色なら多くは心配ありません。母乳はマスタード色、ミルクは黄褐色が一般的です。

緑色

胆汁の色素が酸化して緑になることがあります。元気なら心配いりません。むしろ健康な証拠とされることもあります。

白いつぶつぶが混じる

便の中に白い粒が見えることがあります。これは脂肪分が固まったもの(脂肪球)で、正常な排泄の一つです。

受診を急いだほうがよい色
白〜灰白色(全体的にほとんど白色)

胆汁色素が便に混ざらないと便が白っぽくなります。胆道閉鎖症など重大な病気のサインのことがあるため、早めに小児科を受診してください。

真っ赤な血が多い、発熱・嘔吐がある赤い便

血便の可能性があります。少量でも続く場合や、全身状態が悪いときは早めに受診を検討してください。
※一方で、ニンジン・トマト・スイカ等の食事で赤っぽく見えることもあります。食べたものと赤ちゃんの様子をセットで確認しましょう。

出生直後の胎便以外で、真っ黒でネバネバした便

上部消化管からの出血の可能性があります。特に生後1週以降で真っ黒い便が出た場合は要注意です。

形・におい・回数は「その子のいつも」を基準に

赤ちゃんの便はゆるいことが多く、回数も幅があります。
大切なのは、その子の「いつものパターン」と比べることです。

よくある相談

  • 回数が多い:母乳の赤ちゃんは回数が多くなることがあります。
  • 回数が少ない:2~3日出なくても、機嫌がよく、よく飲めていて、おなかが張りすぎていなければ様子を見ることもあります。
  • においが変わった:ミルクや体調で変化することがあります。
    ただし、回数や形だけでなく、次の「全身のサイン」があるときは受診を考えます。

便色カードを活用しましょう

母子健康手帳にある「便色カード」は、とても役立ちます。
生後2週、1か月、4か月ごろに便の色を確認しましょう。
カードの1〜3番に近い薄いクリーム色〜灰白色は注意が必要です。薄い色が続く場合は、早めに小児科へ相談してください。

こんなときは「色以外」も要チェック

便が気になるときは、次のポイントを一緒に確認してください。

早めの受診を考える目安
  • 便が薄白い色で続く(特に生後4か月頃まで)
  • 黄疸がある/尿が濃い黄色(肝臓・胆道の異常が疑われます)
  • ミルクの飲みが悪い
  • 機嫌が悪い
  • 体重増加が鈍い
  • 見た目に目立つくらいの血便が出る
  • 大量の下痢が続く

できるだけ早めに受診をしましょう。

受診するときのコツ(診察がスムーズになります)

可能なかぎり、便の写真や当日のおむつをお持ち頂けますと幸いです。
また以下の内容のメモをお持ち頂けますと診断の助けになります。

  • いつから色や回数が変わったか
  • 1日の回数
  • 直近で食べたもの(離乳食・ミルクの種類変更など)
  • 発熱、嘔吐、機嫌、飲み方の変化

おわりに

赤ちゃんのうんちは「毎日の健康チェック」です。黄色〜茶色や緑、白いつぶつぶは多くが正常ですが、白〜灰白色便や真っ黒い便、血便、全身状態の悪化があれば早めに受診してください。
宝塚市の小児科、やすぎファミリークリニックでは赤ちゃんのうんちに関する外来診療を行っています。どんな些細なことでもご相談ください。